「紅葉狩り」って英語で何と言うかわかりますか?
秋の風物詩の1つに、紅葉がありますよね。
紅葉は、四季がある日本ならではの景色であり、紅葉狩りは外国人観光客にも人気があります。
もちろん海外にも紅葉はありますが、見られる地域や場所が限られているため、日本のような「紅葉狩り」という文化はあまり一般的ではありません。
したがって、海外の人に「紅葉狩り」を説明する場合は、自分の知っている英語に言い換えて説明する必要があります。
今回は、そんな紅葉シーズンに使える英語表現を紹介します。
例文つきで解説していますので、気に入ったフレーズがあれば、マネして使ってみてください。
日本と海外の紅葉
さきほども言いましたが、紅葉が見られる国は、日本だけではありません。
たとえば、カナダのメープル街道は、たくさんのメープルの木(楓)が紅く色づくことで有名です。
その他にも、アメリカやヨーロッパ、アジアの一部では、紅葉を見ることができます。
では、日本と海外の「紅葉」は一体何が違うのでしょうか。
日本の紅葉は、世界的に見ても特に美しいと言われています。
秋になると、日本の紅葉を目当てにたくさんの外国人観光客が訪れますが、その理由の1つが色彩の豊かさです。
海外の紅葉は、赤なら赤、黄色なら黄色と、色のバリエーションが1色しかないことが多いです。
一方、日本の紅葉は、同じ場所でも赤、黄、橙、緑と様々な色に色づく木々を見ることができます。
これは、日本は海外と比べて落葉樹の種類が多いことが理由です。
紅葉が見られるのは広葉落葉樹のみであり、国土のおよそ3分の2が森林である日本はこの広葉落葉樹の種類が海外と比べても圧倒的に多いのです。
したがって、1つの場所でも赤や黄、オレンジなど、様々な色の葉っぱが見られ、日本の紅葉は世界的に見ても特に美しいとして人気があるのです。
「紅葉」は英語で何て言う?
では、「紅葉」は英語でどのように表現するのでしょうか。
「紅葉」を表す英語はいくつかありますが、よく使われるのは次の3つです。
- autumn/fall leaves
- autumn/fall foliage
- autumn/fall color
ちなみに、autumn・fall はどちらも「秋」という意味を表しますが、fall はもともとアメリカ英語、autumn はもともとイギリス英語です。
最近では、カジュアルなシーンでは fall が、フォーマルなシーンでは autumn がよく使われるようです。
また、「葉っぱが色づく(紅葉する)」と言う場合には turn、もしくは change を使います。
- The leaves turn red and yellow[gold].
(木の葉が紅葉する。)
- The leaves changes color into red and yellow.
(木々の葉っぱが赤や黄色に色づく。)
「紅葉狩り」を英語で説明してみよう
「紅葉狩りをする」と言いたい場合は、「紅葉を見に行く」というふうに言い換えましょう。
具体的には、see を使います。
あるいは、「紅葉を楽しむ」と言い換えて enjoy を使ってもいいでしょう。
例文は次のとおりです。
- I went to see the colorful autumn leaves last week.
(先週紅葉狩りに行きました。)
- We can enjoy the beautiful autumn leaves on October in Japan.
(日本では、10月になると美しい紅葉を楽しむことができます。)
その他の「紅葉」に関する英語表現
さいごに、紅葉シーズンに使えるその他の英語表現を紹介します。
- picturesque:絵のように美しい
- fall food:秋の味覚
- annually:毎年
- tourist spot:観光地
- popular:人気の
- hot spring:温泉
- national park:国立公園
- temple:寺
- shrine:神社
まとめ:「紅葉狩り」を英語で説明してみよう!
いかがでしたか?
今回は、日本の秋の風物詩、「紅葉狩り」に関する英語を紹介しました。
紅葉に限らず、日本独自の文化を外国人に紹介する場合は、自分の知っている英単語に置き換えて説明する必要があります。
自分の知っている単語や簡単な英語に置き換える癖をつけておくと、「英語で何て言うかわからないなぁ」と思った時に役に立ちますよ。
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