「ネイティブキャンプってビジネス英会話の勉強にも使える?」
「ネイティブキャンプ以外で、ビジネス英語の勉強におすすめのスクールがあれば知りたい」
このような疑問に、ネイティブキャンプ歴1年の私が正直にお答えします。
結論から言うと、ネイティブキャンプでビジネス英会話を勉強するのは、おすすめできません。
ネイティブキャンプのビジネス英会話教材では、実戦で使えるビジネス英語が身につかないからです。
そこで今回は、ネイティブキャンプがビジネス英会話の勉強におすすめできない理由と、ビジネス英語に強いおすすめスクール3校を紹介します。
この記事を読めば、ビジネス英語を身につけたいあなたにピッタリのスクールが見つかりますよ。
ネイティブキャンプがビジネス英会話の勉強におすすめできない理由
冒頭でもお伝えしましたが、ネイティブキャンプでビジネス英会話の勉強をするのは、あまりおすすめできません。
理由は初心者向けの教材が多く、実際の仕事で「使えるビジネス英語」が身につかないこと。
ビジネス英語では、テキストに書かれている例文がそのまま実践で使えることは少ないです。
たとえば、自分の仕事について説明する場合、テキストの例文が「営業職」となっていたら、事務職や技術職の人はその例文を使うことができませんよね。
職種や仕事内容によって、適切なフレーズで言い換える練習が必要になります。
ネイティブキャンプのような格安オンライン英会話だと、この「自分の言葉で言い換える練習」ができません。
講師はビジネス英語の専門ではないため、生徒の職種や仕事内容に合わせたレッスンができないからです。
「ビズメイツ」や「レアジョブ」といったビジネス英語に強いオンライン英会話なら、ビジネス英語に特化した講師が在籍しています。
生徒の職種や仕事内容に合わせてレッスンしてくれるので、実際の仕事で「使えるビジネス英語」が身につきます。
下手に安いスクールでだらだらと勉強を続けるよりも、「ビジネス英語に強いスクール」を選んだ方がお得ということにも。
ビジネス英語の勉強をしたい方は、後で紹介する「ビジネス英語に強いおすすめオンライン英会話3校」を検討してみてください。
ネイティブキャンプのビジネス英会話教材4種
「ビジネス英語に強いスクール」を紹介する前に、ネイティブキャンプで用意されているビジネス英会話教材について解説します。
それぞれの教材レベルと内容を紹介しますので、どうしてもネイティブキャンプでビジネス英語の勉強したいという方は、参考にしてみてください。
ちなみに、各教材の★マークは実際にネイティブキャンプで設定されている目安レベルです。
参考:ネイティブキャンプ
①ビジネス英会話【Lv.☆★★★★★★】
教材の特徴
「ビジネス英会話」では、実際に仕事で起こり得るシーンを想定して、ロールプレイをしながらビジネス英語を学びます。
レッスン内容は面接や顧客対応、プレゼンなどがあり、初級・中級・上級の3つに分かれています。
教材のレベル
「ビジネス英会話」の目安レベルは、7段階でLv.2〜Lv.7と設定されていますが、中級者以上の方は、少し物足りなく感じるかもしれません。
初めのうちはかなり簡単な内容で、英会話初心者でも全く問題ないレベルです。
②実戦!仕事の英語【Lv.☆★★★★★★】
教材の特徴
「実戦!仕事の英語」では、「コスモ製作所」という架空の会社を舞台にしたストーリーに沿って学習を進めます。
「コスモ製作所」は海外にも拠点を持つグローバル企業で、グローバルな仕事の進め方を学ぶというコンセプトです。
ストーリーは「コスモ製作所がアジアに拠点を作る」というところから始まり、プロジェクトメンバーの顔合わせ、現地技術者の対応、新拠点における販促活動、問題の把握と改善という流れで進みます。
ストーリーに沿って実践的なビジネス英語を学べるのが特徴です。
教材のレベル
さきほど紹介した「ビジネス英会話」と同じく、「実戦!仕事の英語」の目安レベルはLv.2〜Lv.7です。
どちらかというと文系のビジネスマンを対象にストーリーが構成されているので、エンジニアとして海外で働きたいという方はあまり役に立たないかもしれません。
③ビジネスコース【Lv.☆☆★★★★★】
教材の特徴
「ビジネスコース」は、ビジネスシーンに関連した記事を読み、それについて講師と意見交換をするレッスンです。
はじめにテーマに関連する音声を聴いて内容を理解し、その後、講師とディスカッションを行うといった流れ。
レベル
「ビジネスコース」の目安レベルはLv.3〜Lv.7と設定されています。
3つのコースに分かれており、コース1は初心者向けの内容です。
④ビジネスカラン【Lv.☆☆☆★★】
教材の特徴
「ビジネスカラン」は、カランメソッドのビジネス英語バージョンです。
基本的には、カランメソッドのステージ8〜10を終了した人が対象なので、英会話初心者の方には向いていません。
カランメソッドについては、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
ビジネス英会話に強いおすすめのオンライン英会話3校
では、ネイティブキャンプ以外で、ビジネス英会話の勉強におすすめのスクールを3つ紹介します。
ネイティブキャンプよりも料金は高いですが、きちんと続けることで確実に成果が出るはず。
安さよりも質を重視したい方は、この3校がおすすめです。
Bizmates(ビズメイツ)
公式サイト:https://www.bizmates.jp/
特徴
料金プラン(税込み) | 【毎日25分プラン】 12,100円 【毎日50分プラン】 18,150円 |
講師の国籍 | フィリピン |
レッスン時間 | 25分 |
レッスン可能時間 | 5時~25時 |
無料体験レッスン | 25分×2回 |
スマホアプリ | なし |
ビズメイツは質の高いオリジナル教材とビジネス経験豊富な講師陣が魅力のオンライン英会話です。
生徒1人1人の職種や仕事内容に合わせてレッスンしてくれるので、「使えるビジネス英語」が身につきます。
ビズメイツの最大の特徴は、講師が全員ビジネス経験者であること。
単純なビジネス英語に加えて、英語のビジネススキルやマナーも教えてくれるので、「海外で働きたい」と考えている方には大変おすすめです。
>>オンラインでビジネス英会話 Bizmates(ビズメイツ)
レアジョブ
公式サイト:https://www.rarejob.com/
特徴
料金プラン(税込み) | 【ビジネス英会話コース】 10,780円 |
講師の国籍 | フィリピン |
レッスン時間 | 25分 |
レッスン可能時間 | 6:00~25:00 |
無料体験レッスン | 25分×2回 |
スマホアプリ | あり |
レアジョブは、安さと質のバランスが取れたスクール。
ビズメイツよりも料金が安いので、「なるべく安い方がいい」という方におすすめです。
レアジョブの特徴は、丁寧なカウンセリングと専用のスマホアプリ。
カウンセリングでは、日本人スタッフが学習方法や料金プランのアドバイスをしてくれるので、オンライン英会話が初めての方でも安心です。
また、専用のスマホアプリを使えば、スマホでレッスンの予約・受講・復習ができます。
「オンライン英会話が初めてで不安」「スマホで英語を勉強したい」という方はレアジョブがおすすめ。
産経オンライン英会話Plus
公式サイト:https://human.sankei.co.jp/
特徴
産経オンライン英会話の特徴は下記のとおり。
料金プラン(税込み) | 【プラン620】 6,380円(1日1レッスン) 【プラン1240】 12,100円(1日2レッスン) 【お試しプラン】 2,640円 |
レッスン時間 | 1回25分 |
レッスン可能時間 | 5:00~25:00 |
講師 | フィリピン・日本・ネイティブ |
無料体験レッスン | 25分×2回 |
スマホアプリ | なし |
産経オンライン英会話は、格安でビジネス英語が学べるオンライン英会話です。
月額6,380円でビジネス英語が学べるので、「なるべく安くビジネス英語を勉強したい」という方におすすめ。
また、ビジネス英会話教材とは別に「職業別英会話」という教材が用意されており、飲食店や鉄道、タクシーなど特定の職種で使うビジネス英語を学ぶこともできます。
サービス業に勤めている・接客英語を勉強したいという方は、産経オンライン英会話がいいでしょう。
さらに、産経オンライン英会話では、レッスンスケジュールを自由に組める「カスタマイズプラン」があります。
1日1レッスンずつではなく、仕事に合わせて自分でスケジュールを組みたいという人は、産経オンライン英会話がおすすめです。
まとめ:ネイティブキャンプは初心者向け
記事の内容をまとめます。
- ネイティブキャンプのビジネス英語教材は使えるシチュエーションが限定的
- 「ビジネス英語に強いスクール」で集中的に勉強した方が効率がいい
- 英語のビジネススキルやマナーも身につけたい方はビズメイツがおすすめ
- 安さと質の両方を重視したい方はレアジョブがおすすめ
- なるべく安く勉強したい方は産経オンライン英会話がおすすめ
以上です。
ネイティブキャンプは低価格でレッスン受け放題が魅力ですが、ビジネス英語の勉強にはおすすめできません。
料金は高くても「ビジネス英語に強いスクール」を選んだ方が、時間もお金も節約できます。
ビジネス英語を勉強したいと考えている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください!
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