
カランメソッドの理想的な頻度が知りたい方へ。
「カランメソッドってどれくらいの頻度で受講すればいいの」
「他の人がどれくらいの頻度で受講しているのか気になる。」
「カランメソッドの正しいやり方があれば知りたい。」
と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
- カランメソッドを1年間受講した結果
- カランメソッドの理想的な受講頻度
- カランメソッドの正しいやり方
この記事を書いている私は、オンライン英会話歴1年半。
ネイティブキャンプを利用して、カランメソッドをステージ2からステージ6まで受講していました。
そこで今回は、この経験をもとにカランメソッドの理想的な頻度について解説します。
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目次
カランメソッドを1年間受講しました
はじめに、私がカランメソッドを受講していた時のレッスン頻度や各ステージにかかった時間、そして1年間続けた結果どのような効果があったかについてお話します。
カランメソッドの受講頻度は?
私は1年間ネイティブキャンプを利用していましたが、カランメソッドを受講していたのは実質6ヶ月くらいです。
この6ヶ月間は、カランメソッドを1日1レッスン、ほとんど毎日続けていました。
その結果、ステージ2からはじめて、ステージ5を終了するまでに合計125レッスン(約52時間)かかりました。
ちなみに、ステージ6の途中でカランメソッドをやめてしまったので、ここでは計算に入れていません。
それぞれのステージにかかったレッスン数・レッスン時間は表のとおりです。
ステージ2・3は比較的簡単でサクサクレッスンが進みましたが、ステージ4あたりからだんだん難易度が上がってきました。
ステージ5や6は、終了するまでにかかるレッスン数もかなり多くなっています。
ただし、レッスンを受けていると、先生から「進度がはやいね」と言われることが何度かありました。
当時の私はTOEIC800点くらいだったので、普通より進むスピードが速かったのかもしれません。
ステージ1からスタートする方は、各ステージを終えるのにもう少し時間がかかる可能性があります。
ステージ | レッスン数 | レッスン時間 |
2 | 21レッスン | 8時間45分 |
3 | 24レッスン | 10時間 |
4 | 32レッスン | 13時間14分 |
5 | 48レッスン | 19時間43分 |
6(途中まで) | 20レッスン | 8時間15分 |
カランメソッドの効果
では、実際にカランメソッドを受講して効果があったのか、カランを受講する前と後で比較しながら紹介します。
リスニング力
はじめに、リスニング力を比較します。
カランメソッドを受講する前の私は、TOEICのスコアが730点でした。日常英会話なら、ゆっくり話してくれれば理解できるレベルです。
カランメソッドを受講した後はTOEICが835点までアップしました。日常英会話は、集中すれば8割くらい理解できるレベルです。
ただし、このときはカランメソッド以外にTOEICのリスニング対策も行っていました。そのため一概に「カランメソッドの効果」とは言えませんが、カランのおかげでリスニング力がアップしたのは確かです。
スピーキング力
つづいて、スピーキング力を比較します。
カランメソッドを受講する前の私は、簡単な自己紹介しかできず、日常英会話もほとんどしゃべれないレベルでした。
一方、カランメソッドを受講後は、自己紹介をよりスムーズに言えるようになり、簡単な日常会話ならスラスラと言葉が出てくるようになりました。
カランを受講することで、英語を話すことへの「恥ずかしさ」や「恐怖心」を克服することができたのが大きいと感じています。
語彙・文法
さいごに、語彙力・文法を比較します。
語彙力や文法は比較が難しいですが、カランメソッドのステージ2から6までを受けただけでは、ほとんど効果がなかったように感じています。
というのも、カランメソッドのステージ2から6まで出てくる単語や文法は簡単なものが多く、すでに知っているものばかりだったからです。
特に文法は、中学や高校で習った内容ばかりなので、カランメソッドを受けて文法力が上がったなとは感じませんでした。
語彙力も、時々知らない単語が出てきましたが、日常会話では使わないものが多かったので、あまり効果がなかったように思います。
カランメソッドは語彙力や文法よりも、スピーキング・リスニング力に効果が期待できると言えます。
カランメソッドの理想的な頻度
カランメソッドの理想的な頻度は1日2レッスン以上です。
カランメソッドはだらだら続けるよりも、短期間で集中的に学習した方が効率が良いからです。
カランメソッドが通常の4倍のスピードで英語を習得できる理由の1つは、英語を話す量が圧倒的に多いことです。
「海外に住んでいるけど英語は全く話せない」という人がいますよね。これは普段の生活で英語を話さないことが原因です。
留学している場合は別として、海外では英語を話せなくても意外と普通に暮らしていけます。
したがって、自分で意識して英語を話さなければ、たとえ海外に住んでいても英語を話せるようにはならないのです。
カランメソッドは、短時間でより多くの英語を話すようにレッスンが作られています。
話す英語の量が多いということは、当然覚えることも多いです。習ったことを忘れないためにも、短期間で集中して勉強した方が効率が良くなります。
実際、私は1日1レッスンを目安にカランを進めていましたが、ステージ5や6を受けているときはステージ2や3の内容が頭から完全に抜けていました。
一度忘れてから思い出すのは時間が2倍かかるので、効率的ではありません。
したがって、カランメソッドの理想的なレッスン頻度は1日2回、余裕があればもっと多くてもOKです。
カランメソッドの正しいやり方
さいごに、カランメソッドの効果を高めるための「正しいやり方」を紹介します。
カランで効果を高めるおすすめの方法は、カランメソッドとフリートークの組み合わせです。
その理由を、カランメソッドの目的と一緒に解説します。
カランメソッド目的は、次の4つを鍛えることです。
- フルセンテンスで答えるクセをつける
- 短縮形に慣れる
- 英語を英語のまま理解する
- 英語の反射神経
英会話初心者は、「Yes」「No」など単語で会話しがちです。初心者から抜け出すためにも、カランメソッドではフルセンテンスで答えるクセをつけます。
また英語のネイティブスピーカーは、普段の会話でよく短縮形を使います。短縮形に慣れることで、ネイティブのような「自然な英語」を身につけることができます。
さらに、会話を成立させるためには「英語の反射神経」が大切です。そのためカランメソッドでは、文章をいちいち日本語に訳さず、英語のまま理解する訓練をします。
このようにカランメソッドでは、4つの能力を鍛えられるようにレッスンが設計されています。
しかしながら、カランメソッドでも1つだけ鍛えられない能力があります。それが相手の会話への対応力(アドリブ力)です。
テキストに載っている例文だけ覚えていても、実戦では役に立ちません。実際の会話は相手に合わせて、内容を広げていく必要があるからです。
しかしながら、カランメソッドのレッスンは、基本的にテキストの内容をリピートするだけです。相手の話に合わせて会話を続ける練習ができません。
フリートークを使えば、講師と自由に会話ができるので「アドリブ力」を鍛えることができます。
カランメソッドとフリートークの組み合わせは、カランの効果を高めるためにおすすめです。
ちなみに、私が利用していたネイティブキャンプならカラン以外のレッスンも追加料金なしで受け放題です。フリートークやディスカッションを無料で受けられるので、カランメソッドの効果を高めたい方におすすめです。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- カランメソッドの理想的な頻度は1日2レッスン以上
- カランメソッドはフリートークなど会話形式のレッスンと組み合わせると効果的
- ネイティブキャンプなら、カラン以外のレッスンも無料で受け放題なのでおすすめ
以上です。
カランメソッドは、正しい方法で学習すれば短期間で効果が出せる勉強法です。
今回私の実体験にもとづいてお話ししましたので、カランで伸び悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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