あなたは、自分の仕事・業務内容を英語で説明できますか?
英語を勉強している方でも「趣味の話はできるけど、仕事の内容は説明できない」という人は多いのではないでしょうか。
仕事について話す場合は、まずはじめに職種(position)・部署(department)・職責(responsibility)の3つを説明する必要があります。
その後、具体的な業務内容(job description)を説明するために、日々の予定(schedule)や現在取り組んでいる課題(task)の話をします。
仕事によっては専門用語などもあるので、いきなり説明しようとしても、適切な英語訳が出てこないでしょう。
自分の仕事や業務内容をスムーズに英語で説明するためには、事前に練習をしておくことが大切。
そこで今回は、仕事・業務内容を説明するときに使える英語表現を紹介します。
仕事の話をする前に…
相手が初対面の場合、仕事や業務内容について説明する前に「自己紹介」が必要です。
一言で「自己紹介」と言っても、ビジネスの場合は、日常会話でするような簡単な自己紹介とは異なります。
ビジネス英語における自己紹介では、相手やその場の状況に応じて、適切な言葉を使い分けなければいけません。
適切な自己紹介ができれば、相手に良い印象を与えられるので、その後の仕事もスムーズに進めることができます。
自己紹介の具体的な方法については下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
自分の仕事・業務内容を英語で説明してみよう!
自己紹介が終わったら、自分の仕事や業務内容について英語で説明してみましょう。
冒頭で説明したように、仕事について話す場合は、まずはじめに職種(position)・部署(department)・職責(responsibility)の3つを説明します。
その後、スケジュールや課題など具体的な業務内容について話すとわかりやすいです。
職種(position)・部署(department)・職責(responsibility)
職種(position)というのは、営業や事務、受付、エンジニアといったものです。
職種を説明するときは、”I’m 〇〇.”の形で言えばOKです。
部署名(department)は、例文のように職種のあとに続けて伝えます。
- I’m a mechanical engineer in the research and development department.
(私は研究開発部でメカエンジニアをしています。) - I’m a sales representative in the domestic sales department.
(私は国内営業部で営業をしています。)
また、職責(responsibility)というのは、簡単に言うと「担当している仕事」のことです。
職責を説明するときは、”be responsible for ~”、もしくは”be in charge of ~”を使います。
- I’m responsible for designing new product.
(私は新製品の設計を担当しています。) - I’m in charge of marketing department.
(私はマーケティングを担当しています。)
例文で紹介した以外の職種や部署名、職責の英語名については下記サイトが参考になります。
参考:グローバル転職NAVI
業務内容(job description)
業務内容(job description)では、あなたの仕事がどんなもので具体的に何をしているのかを説明します。
例えば、普段仕事がある日の1日のスケジュール(schedule)や、現在取り組んでいる課題(task)など。
このとき「なぜその課題を解決する必要があるのか」を説明できると、より有意義な会話になります。
- I get to the office at 8:45 AM to check emails from my clients.
(私は8:45にオフィスに行き顧客からのメールをチェックします。) - I respond immediately to questions so our customers don’t have to wait.
(お客様を待たせないようにすぐに返信します。) - Then, I usually have a meeting of new products.
(その後、新製品についての会議があります。) - In the afternoon, I design the new products through computers.
(午後はコンピュータを使って新製品の設計をします。) - We have to design the products so that the manufacturing department can easily make.
(製造部が作りやすいように、製品を設計しなければいけません。)
また、自分の仕事にポジティブな印象を持ってもらうために、その仕事の好きなところを言えると好印象です。
- I like my job because I can create my own idea.
(自分のアイデアを形にできるので、この仕事が好きです。) - It’s tough work, but it’s also very exciting.
(大変な仕事ですが、刺激的で楽しいです。)
相手が何の仕事をしているか質問する英語フレーズ
さいごに、相手がどんな仕事をしているか尋ねるときに使えるフレーズを紹介します。
自分の仕事について説明したら、相手にも質問することで会話も弾み、距離が縮まります。
- What do you do (for work)?
(どんな仕事をしているんですか?) - What are your main responsibilities?
(具体的にどんな業務をしているんですか?) - Who do you work with?
(誰と働いているんですか?) - What do you like about your job?
(自分の仕事のどこが好きですか?) - How/What about you?
(あなたはどうですか?)
まとめ
いかがでしたか?
今回は、自分の仕事や業務内容を英語で説明するときに使えるフレーズを紹介しました。
仕事について説明するときに大切なのは、職種(position)・部署(department)・職責(responsibility)の3つです。
これらをきちんと説明できると、相手に自分のことを知ってもらえて、その後の仕事もスムーズに進めることができます。
また、より好印象を与えるためには、自分の仕事のポジティブな面について話すことが大切。
この仕事を楽しんでいることが伝われば、相手も信頼して仕事を任してくれます。
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