「英語の発音とリスニングって関係あるの?」
「発音を練習したらリスニングが上達するって本当?」
「おすすめの発音練習法を教えてほしい」
このような疑問にお答えします。
リスニング力をアップさせたいなら、まず正しい発音を身につけることが大切。
英語は自分で発音できるようになってはじめて、正しく聞き取れるようになるからです。
本記事では、英語の発音を練習するとリスニング力が上がる理由と、おすすめの発音練習方法をお伝えします。
英語の学習方法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
英語の発音を練習するとリスニング力が上がる理由
さきほど言ったとおり、自分で発音できない英語は、何回聞いても聞き取れません。
たとえば、coffeeの発音が「コーヒー」だと思っていると、リスニングで「カフィー」と聞こえてきても、「カフィー=coffee」だと認識できないですよね。
何回聞いても、「"カフィー"って何だ…?」となってしまいます。
また、英語は単語と単語がつながって発音が変化する場合もあります。
具体的に言うと、たとえば「check it out」はカタカナ英語だと「チェックイットアウト」という発音です。
しかしながら、実際には「チェッケラゥ」などと発音されます。
ここで、「check it out」が「チェッケラゥ」と発音されると知っていないと、実際の会話で聞こえてきても認識できません。
耳で聞いただけで「チェッケラゥ=check it out」と理解するためには、単語のつながりによる音の変化も身についてる必要があるのです。
以上の理由から、リスニング力をアップさせるためには、まず正しい発音を身につける必要があることがわかります。
発音の効果的な練習方法3つ
では、リスニング力をアップさせるためにはどうすればいいか、おすすめの発音練習方法を紹介していきます。
全部で3つ。
レベルに合わせて取り組んでみてください。
- 参考書・アプリで発音記号を覚える
- シャドーイングで正しい発音を定着させる
- オンライン英会話で実戦練習する
①参考書・アプリで発音記号を覚える
まず、単語の正しい発音が身についていない人は、発音記号を覚えましょう。
さきほど例で挙げたように、coffeeを「カフィー」と発音できない人です。
英語には母音と子音があり、それぞれどのように発音するかルールが決められています。
したがって、正しく発音するためには、まず発音記号を理解することが必要です。
具体的な勉強方法ですが、参考書やアプリを使うのが手軽にできておすすめ。
正しい口・舌の動かし方がイラスト付きで説明されているので、初心者でも練習しやすいです。
②シャドーイングで正しい発音を定着させる
単語は聞き取れるけど、文章になると聞き取れなくなるという人は、シャドーイングを練習するのが効果的。
シャドーイングとは、聞こえてくる英語の後を追いかけながら自分で発音する練習法です。
単語ではなく文章で練習するので、単語のつながりや発音の変化もわかるようになります。
具体的なシャドーイングのやり方ですが、YouTubeを使うのが手軽で効果的。
YouTubeなら英語の動画が無料で見られますし、字幕や速度調整の機能があるので、レベルに合わせて練習できます。
③オンライン英会話で実戦練習する
発音記号を覚えてある程度慣れてきたら、さいごに実戦練習をしましょう。
ここまでの練習とは違い、実際の会話はスピードがかなり速いです。
普段聞き慣れない単語やスラング、短縮形もばんばん出てくるので、慣れていないとついていくだけで精一杯になってしまいます。
実際の会話で使える発音・リスニング力を身につけるためには、実戦練習が大切。
英会話カフェやオンライン英会話を使えば、手軽に外国人と話すことができます。
どちらも安い料金で利用できますし、無料体験などもあるのでぜひ使ってみてください。
まとめ:正しい発音を身につけて、リスニング力をアップさせよう!
記事の内容をまとめます。
- 自分で発音できない英語は聞き取れない
- 単語が聞き取れない人は、まず発音記号を覚える
- 単語のつながりや音の変化が聞き取れない人は、シャドーイングを練習する
- 実際の会話で使える英語力を身につけるためには、実戦練習が大切
以上です。
自分で発音できない英語は、何回聞いても聞き取れません。
逆に言うと、正しい発音が身についていれば、自然とリスニング力もアップします。
英語学習で悩んでいる方は、ぜひ今回の内容を参考に勉強してみてください!
コメント