「今度のTOEICで900点を取りたい」
「そもそも、TOEIC900点ってどんなレベル?」
「おすすめの勉強方法や参考書が知りたい」
このような疑問を解決します。
こんにちは。はくです。
2019年に大学院を卒業し、現在は製造装置メーカーでエンジニアとして働いています。
先日、7~8年ぶりぐらいにTOEIC L&Rのテストを受験しました。
仕事の合間に2ヶ月弱くらい勉強し、目標の900点超えを達成することができたので、その勉強方法をシェアしようと思います。
実際に使った学習ツールや参考書、意識していたコツも紹介するので、これからTOEICを受験予定の方は、ぜひ参考にしてください。
先月受けたTOEICの結果出ました。
— はく|半導体業界の企業解説 (@nanamemo_net) April 5, 2025
目標の900点超え🎊
どちらかと言うとリスニングが自信なかったけどむしろ点数高かったです🙌
勉強に使った教材は以下〜
①TOEIC公式問題集11
②日経新聞の英語記事
③スピフルの口頭英作文
④YouTubeの英語ニュース
②③④は今後も続けます💪 https://t.co/JlTR1DCedw pic.twitter.com/tXIlQVO80k
TOEIC900点を取る前の英語レベル
はじめに、TOEIC900点を取る前の私の英語レベルを説明します。
冒頭で言ったように、私が今回TOEICを受けたのは約7年ぶり。
大学院生の時、就職活動のために受験したのが最後で、当時のスコアは885点でした。
885点から905点なので、「たった20点しか上がってないじゃないか」と思うかもしれませんね。
しかしながら、就職してからは仕事で英語を使う機会もなく、勉強もほとんどしていなかったので、受験前の私の英語力はもっと低かったです。
参考に、会社で受けたGTECという別の英語試験の結果が、大体650点前後でした。
この結果をTOEICスコアに換算すると、おおよそ850点前後が受験前の私の英語レベルと言えます。
TOEIC900点を取るのに必要な勉強時間
記事タイトルにもある通り、今回TOEICの勉強に費やした時間は約2ヶ月です。
平日は会社員として働いているので、1日30分前後×60日で約30時間勉強した計算になります。
これくらいの勉強時間なら、働きながらでも続けやすいですよね。
ただし実際は、たとえば公式問題集を解いた週末は1日2時間、また平日は通勤の車の中でリスニングを聞き流したりしていたので、もう少しプラスアルファで勉強していました。
具体的な勉強方法については、このあと説明していきます。
TOEIC900点超えを達成した時にやった勉強法4つ
では、実際にTOEIC905点を達成した時にやった勉強法を、点数アップのコツと合わせて紹介します。
①TOEIC公式問題集
1つ目は定番ですが、TOEIC公式問題集です。
久しぶりの受験ということもあって、まずは問題になれる目的で購入。
ネットやSNSを見ると、「TOEICは昔より難易度が上がっている」と書いてあったので、自分のレベルを再確認する目的も。
ちなみに、図書館などに行けば無料でも借りられるので、節約したい方はレンタルがおすすめです。
具体的な勉強法ですが、収録されているのは本番2回分のテストなので、まずは1回分をはじめに解いて自分のレベルや問題傾向の把握に使いました。
久しぶりでやはり時間が足りなかったのと、(私の記憶では)当時はなかったイギリスやカナダ、オーストラリア英語がリスニングで出てきたことに苦戦しました。
この結果をもとに、このあとの勉強方法を決めて実践していきます。(詳しくは、次の②③で説明します。)
そして2回目のテストは、本番の2週間前に上記の学習効果を確認する目的で解きました。
結果はやはり時間が足りず、問題慣れが必要だなと感じたので、そのあとは公式問題集を2週間に分けて2~3周しました。
上記が、公式問題集を使った勉強方法です。
特別なことはしてないですが、目的をしっかり決めて学習するのが最大のコツです。
- 自分の英語レベルを把握する
- 今後の勉強方針を決める
- 勉強の効果を確認する
- 問題に慣れる
②英語のニュース記事を読む
2つ目に、試験時間が足りなくなることの対策として、英語のニュース記事を読んで速読の練習をしました。
具体的に使ったのは、「Step up English」という日経新聞の英語ニュースが読めるサイトです。
私はたまたま日経新聞電子版を契約していて無料で読めた使えたので、1日1記事、このサイトを活用して英語ニュースを読んでいました。
BBC World Serviceや、NHK World-Japanなど、無料のニュースサイトは他にもたくさんあるので、自分が使いやすい(続けやすい)と思うサイトを活用するといいです。
日経新聞の「Step up English」は1記事がそこまで長くないので、TOEICのPart7対策としても普通におすすめします。
これをやった結果、TOEIC本番では試験時間を2~3分余らせて終わることができたので、かなり効果はあったと実感しました。
③スピフルの口頭英作文をやる
3つ目は、語彙力対策としてスピフルの口頭英作文をやりました。
スピフルは、英語学習コーチングで有名なプログリット社が提供する英会話アプリです。
主にスピーキング力の向上を目的としたアプリですが、TOEICを受験する以前から英会話学習として利用していて、口頭英作文がビジネス英語の語彙力アップに使えるなと思ったので継続しました。
TOEIC L&R対策としてはドンピシャではないですが、私が実際にやっていた勉強法として今回は紹介。
ビジネスメールや雑談などのフレーズは、TOEICでも出てくる表現なので、効果はあったと感じています。
④YouTubeで英語ニュースを聞く
4つ目は、リスニング対策です。
具体的には、YouTubeのニュースチャンネルを車通勤中にバックグラウンド再生で聞き流す勉強法。
主に聞いていたのは、以下のチャンネルです。
- CNBC
- Bloomberg originals
- The Wall Street Journal
- BBC World Service
聞き流しなのでガッツリ勉強というよりは、興味のあるニュースを通勤中にかけておくといった感じです。
私は半導体業界で働いているので、CNBCやBloombergの半導体関連ニュースを聞くことが多かったです。
また、BBCはイギリスのニュースチャンネルなので、後半の方はイギリス・オーストラリア英語のリスニング対策としてよく聞いていました。
まとめ:TOEIC900点は2ヶ月で達成できる!
以上、TOEIC850点程度の英語力だった私が、2ヶ月の学習でTOEIC905点を取得した勉強法を紹介しました。
TOEIC900点越えは、英語上級者への第一歩です。
投資した努力と時間とお金は、かならず自分に返ってくるので、ぜひ今回紹介した勉強法を参考にTOEIC900点越えを目指してみてください!
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