「英語のスピーキングを練習したいけど、勉強方法がわからない…」
「独学でもスピーキングは上達するの?」
「1人でできるスピーキング練習法があれば教えてほしい」
このような疑問にお答えします。
英語を話せるようになりたいけど、留学したり、英会話教室に通う時間はないという方は多いですよね。
独学でスピーキングを勉強できたら、お金も時間も節約できて一石二鳥です。
そこで本記事では、1人でもできる英語のスピーキング練習法を紹介します。
初心者でも取り組めるよう、基礎から5つのステップで解説するので、独学でスピーキングを上達させたい方は、ぜひ参考にしてください。
英語のスピーキングは独学でも上達する?
結論から言うと、英語のスピーキングは独学でも上達します。
きちんと時間をかけて正しい方法で勉強すれば、「ペラペラ」とはいかないまでも、日常生活レベルのスピーキング力は身につきます。
実際私は今まで独学でスピーキングを勉強してきましたが、日常会話なら問題なく話せるレベルまで達することができました、
具体的に言うと、留学生と英語でコミュニケーションを取ったり、海外で短期間(私の場合は2週間)生活できる英語力です。
また、学生時代は国際学会で英語のプレゼンをした経験もあります。
中学・高校の勉強も合わせると、ここまで来るのには時間がかかってしまいましたが、正しい方法で勉強すれば独学でも英語を話せるようになるということもわかりました。
このような経験から、独学で効率よくスピーキング力を身につける方法を紹介するので、参考になれば幸いです。
独学できる英語のスピーキング練習法5ステップ
今回は、レベルに応じて5つのステップで勉強方法を紹介します。
すでにある程度話せるという方は、最初のステップを飛ばしてもOK。
自分のレベルに合わせて取り組んでみてください。
ステップ1:発音を矯正する
スピーキングを練習する前に、まずは正しい英語の発音を身につけましょう。
いくらスピーキング力があっても、カタカナ英語のような発音では、正しく相手に伝わりません。
英語の発音は後から直すのが大変なので、この段階で矯正しておくのがおすすめ。
具体的な勉強方法ですが、まずは参考書またはアプリを使って発音記号を覚えるのが効果的です。
日本語の五十音と同じように、英語にも母音と子音があり、それぞれ発音のルールが決まっています。
日本語にはない音も多いので、まずは発音記号を理解して正しい発音を覚えましょう。
参考書やアプリなら、発音記号ごとに口や舌の動かし方がイラストで解説されているので、初心者でも勉強しやすいです。
発音記号を覚えたら、実際に口に出して繰り返し練習するのがコツ。
通常の会話スピードでも正しく発音できるよう、何度も練習しましょう。
ステップ2:基礎文法・単語を習得する
文法や語彙力も、スピーキング上達には欠かせません。
基本的な文法・単語がわかっていないと、いざ英語を話そうとした時に「◯◯って英語で何て言うんだっけ…?」と考え込んでしまうからです。
たとえば自己紹介なんかでも、「趣味の話をしたいけど、単語が出てこない」という経験をした方は多いと思います。
大学受験のような難しい文法や単語は必要ありませんが、最低限中学英語の内容は復習しておく必要があります。
具体的な勉強方法ですが、学生時代に使っていた参考書や単語帳があれば、それを使って復習すればOK。
参考書を持っていないという方は、「スタディサプリ」という英語学習アプリがおすすめです。
有料ですがアプリの質が高く、スキマ時間を使って勉強できるので非常に便利。
英語学習初心者にもおすすめです。
料金は月額2,178円と、参考書1冊分くらいの値段なので利用しやすいと思います。
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)ステップ3:オンライン英会話でスピーキング練習する
文法、単語、発音が身についたところで、具体的なスピーキング練習に入っていきます。
もちろん、完璧に身についていない方は、ステップ1と2を継続しながら、ステップ3を始めてもOKです。
私が実践した中で最も効果があったスピーキング勉強法は、ずばりオンライン英会話を使った学習。
オンライン英会話は、パソコンやスマホを使って自宅で外国人講師のレッスンが受けられるサービスです。
通学型の英会話スクールと比較して料金が安く、時間や場所に関係なくレッスンできるので、スピーキングの独学として非常におすすめ。
スクールによって初心者向け、ビジネス英語に強い、ネイティブ講師が在籍する、、、などの特徴があるので、目的に合ったスクールを選びましょう。
具体的な勉強方法ですが、学習目的とレベルに合わせて教材を選び、順番にレッスンを受けていくだけでOKです。
初心者の方は、「いきなり外国人とマンツーマンで話すのは緊張する…」と思うかもしれませんが安心してください。
初めての場合は講師もゆっくり話してくれますし、英語が出てこなくて困っていたら、助け舟を出してくれます。
まずは、英語を話すのに慣れるところから始め、徐々に自分の言葉で話せるように練習していきましょう。
「レッスンを受ける→復習する」という勉強を繰り返すことで、時間はかかりますが自然とスピーキングが上達するはずです。
ステップ4:瞬間英作文でアドリブ力を身につける
オンライン英会話である程度話せるようになったら、英作文でアドリブ力を鍛えるのが効果的。
たとえば、レッスン中に「この話がしたいけど、英語で何て言うかわからない」という状況があると思います。
英作文では、日本語のお題を英語に訳す練習をするので、日本語を英語へ言い換えるアドリブ力が身につきます。
具体的な勉強方法ですが、「瞬間英作文」という参考書を使うのがおすすめ。
瞬間英作文では、短い日本語の文章を素早く英語に訳す訓練をします。
瞬時に英語で言う練習をすることで、英語の瞬発力を鍛えるのが目的です。
一文一文は短いですが、基礎文法を一通り練習することで、実際の会話ではそれらを組み合わせて複雑な文章も英語に訳せるようになります。
完璧に使いこなせるようになるまでには時間がかかりますが、スピーキング力アップに効果の高い学習方法なので、コツコツ練習することをおすすめします。
ステップ5:英会話カフェで実戦練習する
さいごは、英会話カフェを利用して、実際の会話でスピーキングを練習しましょう。
オンライン英会話のようなレッスンで話す英語と、実際の会話で話す英語は、スピードも出てくる表現も異なります。
たとえば、ネイティブスピーカーは普段の会話で短縮形やスラングを多用しますし、話すスピードもめちゃくちゃ速いです。
これらは慣れていないとなかなか会話についていけないので、英会話カフェを使ってスピーキングの実戦練習をしておくのが効果的。
英会話カフェは、簡単に言うと外国人と英語でグループトークができるカフェのことです。
1回数百円からと気軽に利用できるので、スピーキングの腕試しにおすすめ。
初めての場合は、英語力に合わせて店員さんがテーブルに案内してくれるので、まずは気軽に利用してみてください。
頻繁に通っていると、外国人の友だちができたり、英語学習仲間ができたりするので、勉強のモチベーションも上がりますよ。
まとめ:英語のスピーキングは独学できる!
記事の内容をまとめます。
- 正しい方法で勉強すれば、独学でもスピーキングは上達する
- まずは正しい発音を身につける必要がある
- 基礎文法・単語を身につけることで、スピーキングで言葉に詰まらなくなる
- 手軽に始められるオンライン英会話は、スピーキングの独学におすすめ
- 瞬間英作文を練習すれば、会話のアドリブ力が鍛えられる
- 英会話カフェは、スピーキングの実戦練習として最適
以上です。
きちんと時間をかけて正しい方法で勉強すれば、独学でもスピーキングは上達します。
英語を話せるようになりたいけど、留学するお金も時間もないという方は、ぜひ今回紹介した勉強法を参考にしてみてください。
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