「英語のスピーキングを勉強してるけど、なかなか上達しない」
「練習では話せるのに、実際の会話になると上手く喋れない…」
「どうすればスピーキングが上達するか、コツを教えてほしい」
このような疑問にお答えします。
英語の独学で最も苦戦するのが、スピーキングですよね。
頑張って勉強しているけど、なかなか上達しないと感じている方も多いと思います。
そこで本記事では、英語のスピーキングが上達しない理由とその対策をお伝えします。
上達するためのコツも紹介するので、英語のスピーキング学習で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
英語のスピーキングが上達しない5つの理由

英語のスピーキングが上達しない理由は、大きく分けると以下の5つです。
- 勉強量が足りていない
- 正しい発音が身についていない
- 基礎文法・単語が身についていない
- 英語を話すのを恥ずかしがっている
- アウトプットが少ない
①勉強量が足りていない
英語のスピーキングは、短期間で話せるようになるものではありません。
毎日コツコツ練習し、時間をかけて話せるようになるものです。
たとえば、1ヶ月の短期留学に行っただけで、英語がペラペラになる人はいませんよね。
日常会話ができるようになるのでも、最低半年から1年はかかります。
人によっては、1年間留学してもほとんど上達せずに帰ってくるくらいです。
独学でスピーキングを練習する場合は、なおさら時間がかかることがわかると思います。
したがって、スピーキングが上達するためには、ある程度の時間と勉強量が必要。
元々の英語力や勉強方法にもよるので、一概にどれだけ勉強すればいいとは言えませんが、根気よく続けることが大切です。
なかなか学習を継続できない方は、勉強方法を工夫するのがコツ。
たとえば、YouTubeや海外ドラマを使えば、「勉強感」がなくリスニング力を鍛えられます。
また、英会話カフェはスピーキングの実戦練習としておすすめ。
実際に外国人と話すことができるので、単純に楽しいですし、英語学習仲間ができてモチベーションも上がります。
②正しい発音が身についていない
海外旅行などで、自分の英語が相手に伝わらない経験をしたことはないでしょうか。
これは、正しい英語の発音が身についていないことが原因です。
いくらスピーキング力があっても、正しい発音で話さないと、相手に上手く伝わりません。
したがって、スピーキング力はあるけど相手に伝わらないという方は、まず発音を矯正する必要があります。
日本語の五十音と同じように、英語にも母音と子音があり、それぞれ発音記号が割り当てられています。
したがって、まずはこの発音記号を覚えることが重要。
参考書やアプリを使えば、口や舌の動かし方がイラスト付きで解説されているので、発音矯正におすすめです。
③基礎文法・単語が身についていない
英語が出てこなくて会話に詰まってしまう方は、語彙力が足りていないことが原因です。
たとえば、英語で趣味の登山の話をしている時に、「山登り」という単語がわからないと、言葉に詰まりますよね。
あるいは、先週末に登山に行ってきたという出来事を伝える場合、過去形の文法がわからなければ、その話ができません。
つまり、詰まらずスムーズに英語を話すためには、基礎文法と語彙力が重要なのです。
日常会話で使われる単語のほとんどは中学英語の内容ですから、まずは中学英語の文法・単語をマスターしておく必要があります。
具体的な学習方法ですが、学生時代に使っていた参考書や単語帳がある方は、それを使えばOK。
参考書を持っていない方は「スタディサプリ」という英語学習アプリがおすすめです。
有料ですが質が高く、オンライン英会話のレッスンがついたプランもあるので、文法・単語とスピーキングを両方勉強したい方におすすめできます。


④英語を話すのを恥ずかしがっている
初心者にありがちですが、英語を話すのを恥ずかしがっていては、いつまで経ってもスピーキングは上達しません。
「英語を話す→間違える→復習する」というサイクルを繰り返すことで、スピーキングは上達するからです。
たとえばスポーツでも、普段試合に出ている人と出ていない人では、経験に差がありますよね。
いくらたくさん練習していても、実戦経験が少ないと本番で力を発揮できません。
英語も同じで、独学でスピーキング練習をしていて、実際に外国人と話したことがない方は、いきなり上手く話すことはできません。
実際の会話で話す英語は、教科書やレッスンで話すような聞き取りやすい英語ばかりではないからです。
ネイティブスピーカーは普段の会話で短縮形やスラングをたくさん使いますし、話すスピードもめちゃくちゃ速くなります。
これらは慣れていないとついていくのが難しいので、恥ずかしがらずにどんどん話す練習をすることが大切です。
⑤アウトプットが少ない
同じ理由で、インプットばかりでアウトプットをしていない方は、なかなかスピーキングが上達しません。
さきほど言った文法や単語ばかり勉強して、実際にそれらを使って話す練習(アウトプット)をしなければ意味がないのです。
したがって、「文法や単語を学ぶ」→「それらを使ってアウトプットしてみる」→「失敗したら再度勉強する」という練習を繰り返すことが大切。
上記のサイクルを繰り返すことで、時間はかかりますが確実にスピーキング力は上達します。
ちなみに、オンライン英会話を使えばインプットとアウトプットがまとめてレッスンできるので、スピーキング学習としておすすめ。
具体的には、レッスンで文法・単語を学んだら、フリートークで腕試しをするといった使い方です。
オンライン英会話の講師は、生徒のレベルに合わせてレッスンしてくれるので、初心者から上級者まで誰でも使えますよ。
まとめ:スピーキングが上達しないと感じたら、勉強方法を見直そう!

記事の内容をまとめます。
- スピーキング上達には、勉強量と時間が必要
- YouTubeや海外ドラマ、英会話カフェを活用すれば、楽しくスピーキング練習ができる
- 正しい発音が身についていないと、相手に伝わらない
- 基礎文法と単語を勉強すれば、詰まらずスムーズに英語を話せるようになる
- 英語を話すのを恥ずかしがっていては、いつまで経っても上達しない
- 失敗を経験することで、スピーキングは上達する
- インプットをしたら、必ずアウトプットすることが大切
以上です。
英語のスピーキングは、正しい方法で勉強することが重要。
きちんと時間をかけて練習すれば、独学でも確実に上達できますよ!
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