「英語の発音を勉強しているけど、独学だと難しい…」
「ゆっくりだとキレイに言えるのに、速くなると舌が回らない」
「どう練習すればネイティブみたいなカッコイイ発音ができるようになるの…?」
このような悩みや疑問にお答えします。
私たち日本人が英語を勉強するときの悩みの1つが「発音」。
キレイな発音を身につけたいけど、独学では難しいと感じる方も多いですよね。
そこで本記事では、英語の発音が難しいと感じるたった1つの理由をお伝えします。
具体的な解決策やおすすめの発音練習方法も紹介するので、英語の発音で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
英語の発音が難しいと感じるたった1つの理由
英語の発音が難しいと感じるシチュエーションの1つが、「ゆっくりだとキレイに言えるけど、速くなると舌が回らない」ことですよね。
たとえば、reallyは「r」と「l」が連続していて、私たち日本人にとって発音が難しい単語の1つです。
「Really?」と一語なら言えても、「I’m really really excited.」などと連続すると、もう舌がついていかないと思います。
このように、特定の単語が続いたり、話すスピードが速くなると発音が難しくなる原因は、ずばり「カタカナ英語」にこだわりすぎていることです。
ここで言う「カタカナ英語」とは、reallyを「レアリー」、waterを「ウォーター」などと発音する日本人特有の英語のこと。
reqlly・waterの正しい発音は、それぞれ「ウィーリー」「ワールー」です。
しかしながら、これを「レアリー」「ウォーター」とカタカナ英語で覚えていては、いくら速く言う練習をしてもキレイな発音はできません。
ネイティブのようにカッコよく発音するためには、カタカナ英語を一度忘れて、聞こえたとおりに発音することが大切なのです。
発音を矯正するためのおすすめ練習法3つ
カタカナ英語の発音を矯正するには、以下の手順で練習するのがおすすめ。
具体的に説明していきます。
- 参考書やアプリで発音記号を覚える
- シャドーイングで正しい発音を定着させる
- オンライン英会話で実戦練習する
①参考書やアプリで発音記号を覚える
カタカナ英語を矯正するために、まずは正しい発音記号を覚えましょう。
参考書とアプリどちらでもOKですが、参考書なら「超低速メソッド英語発音トレーニング」、アプリなら「発音博士」がおすすめ。
自宅でしか勉強しないという方は参考書を、本を持ち歩くのが面倒という人はアプリを選ぶといいかと思います。
「超低速メソッド英語発音トレーニング」は、簡単に言うと超低速で流れてくる英語で発音練習をする本です。
正しい発音記号を、超低速で繰り返し練習することによって口に覚え込ませます。
通常スピードになった時も自然に口が動き、正しい発音ができるようになるのがポイントです。
また、「発音博士」は自分の発音を視覚的に確認できる無料アプリです。
お手本の発音と自分の発音のどこが違うかを、音素単位で分解して確認できるのが特徴。
自分の苦手な発音記号や単語がわかるので、発音矯正にピッタリです。
発音博士
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②シャドーイングで正しい発音を定着させる
発音記号を覚えたら、シャドーイングによってそれを定着させましょう。
シャドーイングとは、聞こえてきた英語のあとを追いかけるように自分でも発音する練習方法です。
正しく発音するためには、まず英語を正確に聞き取る必要があるため、発音と同時にリスニング力も鍛えることができます。
シャドーイングの具体的なやり方ですが、YouTubeを使うのが手軽で効果的。
YouTubeなら英語字幕を表示させたり、スピード調整することができるので、レベルに合わせて練習できます。
まずは字幕ありで内容を把握し、慣れてきたら字幕なしにして練習してみるといいでしょう。
また、動画のジャンルは何でもOK。
自分が好きな有名人の動画だと、勉強のモチベーションも上がって一石二鳥です。
③オンライン英会話で実戦練習する
さいごは、実際に人と話す「実戦練習」をしましょう。
1人だと正しく発音できるけど、実際の会話になると上手くいかないという方は多いです。
アプリや参考書、YouTubeを使った練習は、決まった文章を発音しているだけなのでそこまで難しくありません。
しかしながら、実際の会話は相手の質問や回答に合わせて考えながら話す必要があるので、慣れるまでは格段に難しく感じると思います。
実際の会話に慣れる練習としては、英会話カフェやオンライン英会話を使って、実際に外国人と話してみるのがおすすめ。
簡単に説明すると、英会話カフェは日本にいる外国人と英語でフリートークができるカフェのこと。
お店にもよりますが、1回数百円から利用できます。
また、オンライン英会話はパソコンやスマホを使って外国人講師のレッスンが受けられるスクールのこと。
こちらも月額5,000円程度(1レッスンあたり100円程度)から始められます。
無料体験レッスンもあるので、興味がある方はまず無料で始めてみるといいでしょう。
まとめ:カタカナ英語の発音は忘れよう
記事の内容をまとめます。
- 英語の発音が難しいと感じる理由は「カタカナ英語」で覚えてしまっていること
- 発音を矯正するためには、まず正しい発音記号を覚えることが大切
- 発音記号を覚えたら、シャドーイングでそれを定着させる
- さいごに、英会話カフェやオンライン英会話で実戦練習をすると効果的
以上です。
カッコイイ英語を話すためには、正しい発音を身につけることが大切。
発音が難しいと感じている方は、ぜひ今回の内容を参考に勉強してみてください。
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