「英語の発音を練習したいから、おすすめの本や参考書を教えてほしい」
「発音が上手くなるためのコツがあれば、ついでに知りたい」
このような疑問にお答えします。
私たち日本人が英語を勉強する際、最も苦戦しやすいのが発音ですよね。
ネイティブみたいにキレイな発音を身につけたいけど、どうやって勉強したらいいかわからない方も多いと思います。
そこで本記事では、英語の発音練習におすすめの本5冊を紹介します。
発音が上手くなるためのコツもお伝えするので、英語の発音で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
英語の発音練習におすすめの本5冊
今回紹介するのは全部で5冊。
それぞれの特徴もお伝えするので、学習目的やレベルに合ったものを選んでみてください。
- 発音記号から勉強し直したい → 超低速メソッド
- リスニングも同時に鍛えたい → 英語耳
- 英語の口・舌の動きを矯正したい → 最強英語発音メソッド
- 英語のリズムも身につけたい → 発音の教科書
- イギリス英語の発音を身につけたい → イギリス英語発音教本
発音記号から勉強し直したい方におすすめ「超低速メソッド英語発音トレーニング」
名前のとおり、超低速で流れてくる英語の音声を使って正しい発音に矯正するという本です。
1/3倍速で練習することができるので、通常では聞き取れない単語と単語のつながりや音の変化も確認できるのが特徴。
「イチから発音記号を勉強し直したい」という方におすすめです。
リスニングも同時に鍛えたい方におすすめ「英語耳」
英語耳は、正しい発音を身につけて英語を聞き分けられる「英語耳」をつくるのがコンセプトの本です。
正しい発音ができると、今まで聞き取れなかった音のつながりや変化も聞こえるようになるので、リスニング力もアップします。
超低速メソッドと同様に発音記号から学べるので、両方比較してあなたに合う方を選ぶと良いでしょう。
英語の口・舌の動きを矯正したい方におすすめ「ニューヨーク発最強英語発音メソッド」
つづいては、英語の口や舌の動きを矯正して正しい発音をマスターできる本です。
「スライドメソッド」という独自の方法を使って、口の形や舌の動かし方を練習します。
頭で考える前に自然と口が動くようになるので、本質的に発音矯正をしたい方におすすめです。
英語のリズムも身につけたい方におすすめ「発音の教科書」
発音の教科書では、母音と子音の発音に加えて、文章のアクセントやリズムも学べます。
よりネイティブに近い英語を話すためには、発音以外に英語独特のリズムが重要。
発音記号を覚えてある程度正しく発音できるようになったら、発音の教科書で英語のリズムを学ぶと効果的です。
イギリス英語の発音を身につけたい方におすすめ「イギリス英語発音教本」
英語の発音は、国によって大きく差があります。
私たちが学校で習うのはアメリカ英語の発音なので、イギリス英語の発音が学びたい方にはこちらがおすすめ。
イギリス英語の母音と子音の発音、単語と単語のつながりによる音の変化が学べます。
英語の発音が上手くなるためのコツ5つ
つづいて、本や参考書を使って英語の発音練習をする際の注意点・コツをお伝えします。
- カタカナ英語にこだわらない
- 毎日練習する
- 長期スパンで練習する
- 発音以外の勉強もする
- 実戦練習する
①カタカナ英語にこだわらない
キレイな発音を身につけるためには、カタカナ英語にとらわれないことが大切。
たとえば、reallyという単語はカタカナで書くと「レアリー」ですが、ネイティブスピーカーは「ウィーリー」等と発音します。
これをカタカナ英語にこだわって「レアリー、レアリー…」と練習していては、いつまで経っても正しい発音は身につきません。
英語は日本語と舌の動きが異なるので、カタカナ英語では発音できない単語も多いです。
さきほど挙げたreallyのように、rとlが連続する単語なんかは、日本語にはない発音なので舌がついていかないという人も多いでしょう。
ネイティブライクな発音を身につけるためには、カタカナ英語にこだわるのではなく、聞こえたとおりに発音練習すること。
これが最も大切です。
②毎日練習する
発音に限らず、英語は毎日少しずつ勉強することが重要。
たとえば、単語はまとめて覚えると忘れやすいですが、毎日繰り返し復習すると時間が経っても忘れにくくなります。
発音も同じで、週に1回1時間というようにまとめて勉強するのではなく、1日5分を毎日続けた方が効果的。
慣れてくると英語の口や舌の動きを覚えるので、意識しなくても自然にキレイな発音ができるようになるはずです。
③長期スパンで練習する
同様な理由で、発音練習は長期スパンで考える必要があります。
1週間やそこらで正しい発音は身につかないので、毎日コツコツ続けましょう。
④実戦練習する
また、ある程度上達してきたと感じたら、実際に外国人と話す「実戦練習」をするのがおすすめ。
自分がどれだけ上達したかがわかるし、勉強の気分転換にもなります。
本や参考書で練習している時と、実際の会話ではスピードやテンポも違います。
練習ではできてたけれど、いざ実際の会話になると思ったとおりに話せないという方も多いでしょう。
日頃から実戦練習をしておくことで、実際の会話で使える英語が身につくはずです。
ちなみに、実戦練習としては、英会話カフェやオンライン英会話を利用するのがおすすめ。
どちらも安い料金で利用できるので、気軽に始められます。
⑤発音以外の勉強もする
発音が上手くなるためには、発音以外の勉強も大切です。
たとえば、せっかく発音できても語彙力がなければ単語の意味がわからず内容が理解できません。
また、自分で聞き取れない単語は発音できないので、リスニング力を鍛えることも大事です。
このように、正しい発音を身につけるためには、総合的な英語力を鍛えることが重要。
さきほど紹介したオンライン英会話は、発音以外のレッスンも受けられるので、英語学習としておすすめです。
まとめ:本・参考書を使って発音を練習しよう!
記事の内容をまとめます。
- 発音記号から勉強し直したい方には「超低速メソッド」がおすすめ
- リスニングも同時に鍛えたい方は「英語耳」がおすすめ
- 英語の口・舌の動きを矯正したい方は「ニューヨーク発 最強英語発音メソッド」がおすすめ
- 英語のリズムも身につけたい方は「発音の教科書」がおすすめ
- イギリス英語の発音を身につけたい方は「イギリス英語発音教本」がおすすめ
- 英語の発音が上手くなる最大のコツはカタカナ英語にこだわらないこと
- また、発音は一朝一夕で上達しないので、長期スパンで毎日練習することが大切
- 発音以外の勉強や、会話の実戦練習も組み合わせるとより効果的
以上です。
ネイティブのようなカッコいい発音を身につけるためには、正しい方法で練習することが大切。
英語の発音で悩んでいる方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
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