「英語の文法って本当に大事なの?」
「日本人は文法よりも話す練習が足りてないって聞くけど、実際どっちが大事?」
このような疑問にお答えします。
英語の学習方法で悩んでいる方は多いですよね。
とくに文法は、頑張って勉強しているけど、本当に効果があるのか不安という方も多いと思います。
そこで本記事では、英語の上達に文法が大事な3つの理由をお伝えします。
英文法の正しい勉強方法も紹介するので、英語学習で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
英語の上達に文法が大事な理由3つ
本記事のタイトルにもあるとおり、英語の上達に文法学習は不可欠です。
文法が大事な理由は以下の3つ。
文法が間違っていると、会話が成立しない
英語を話す際は、正しい文法でないと会話が成り立ちません。
たとえば、テレビ番組で「出川イングリッシュ」という企画を見たことがある方はわかると思います。
お笑い芸人の出川哲朗さんが英語で外国人に話しかけていますが、文法や語彙はめちゃくちゃ。
そのため意味は通じていますが、会話が成立しているとは言えませんよね。
また、英会話初心者にありがちですが、相手の質問に「Yes/No」などと一言で答えるだけでは、会話になりません。
日本語でも、こちらが一生懸命話しかけているのに「はい」「そうですね」としか答えてくれないと、話す気がなくなりますよね。
英語も同じで、正しい文法で話すことで会話が成立し、相手と意思疎通ができるのです。
したがって、英語を話し相手に理解してもらうためには、まず文法が大切ということがわかります。
文法がわからないと、意味が理解できない
話すだけでなく、英語を聞き取る時にも文法は重要です。
たとえば英語には、付加疑問文という文法があります。
具体的には、「She doesn’t live in Tokyo, does she?(彼女は東京在住ではないですよね?)」などと、相手に念押しをする文章です。
この時、付加疑問文の用法を知らないと文章の意味がわかりませんよね。
つまり、せっかく英語を聞き取れていても、文法を知らないと相手の言っていることを正しく理解できないのです。
ちなみに、付加疑問文に対する答え方は、日本語とは逆になります。
さきほどの例で言うと、彼女が東京に住んでいる場合は「Yes」、住んでいない場合は「No」と答えるのが正しい文法です。
これを知らずに日本語の感覚で「はい住んでいないですよ」=「Yes, she does.」と認識していると、全く逆の意味になってしまいます。
文法が身についていれば、知らない語句も説明できる
英語を勉強していると、知らない単語がどうしても出てきますよね。
この時、文法が身についていれば、難しい単語も簡単なフレーズで言い換えることができます。
たとえば、「週末にお花見に行った」という出来事を英語で説明するとします。
この時、「お花見」や「桜」の英語訳がわからなくても、過去形の文法がわかっていれば「We went to see flowers」などと言い換えることができます。
つまり、基礎文法さえ身についていれば、難しい単語や語句がわからなくても、言いたいことを伝えられるのです。
したがって、英語学習では何よりもまず文法を学習することが大切と言えます。
英文法の正しい勉強法
実際の会話で使える文法力を身につけるには、アウトプットが大切です。
具体的に説明すると、参考書や教材で文法を勉強したら、実際の会話でその文法を使って話してみる(アウトプットする)ということです。
文法や単語を覚えるのは、教科書や参考書を読むだけの「受け身」の勉強と思いがちですが、それらを定着させるためにはアウトプットが大切。
実際の会話で使ってみることではじめて、正しい使い方・間違った使い方がわかるからです。
1つの例文で使えることがわかったら、それを他の会話にも応用できますし、使い方が間違っていることがわかったら、次からは間違えないように気をつけることができます。
このような気付きは、教科書を読んでいるだけではわからないので、実際に話す練習をすることが大切なのです。
ちなみに、アウトプットの練習としてはオンライン英会話を使うのがおすすめ。
オンライン英会話は、パソコンやスマホを使って自宅で外国人講師のレッスンが受けられるサービスです。
わざわざ教室に通う必要がなく、安い料金から始められるので、初心者が英語を話す練習として非常におすすめ。
無料体験レッスンもあるため、まずはレッスンを体験してみることをおすすめします。
まとめ:英語の上達に文法は不可欠!
記事の内容をまとめます。
- 正しい文法で話さないと、会話が成立しない
- 文法がわかっていないと、相手の言っている意味が理解できない
- 基礎文法が身についていれば、知らない単語や語句も説明できる
- 文法を勉強したら、実際の会話で使ってみることが大切
以上です。
英語の上達には、文法力アップが不可欠。
英語学習で悩んでいる方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に勉強してみてください!
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