
「英語を勉強しなきゃいけないけど、モチベーションが上がらない」という方に向けて、私が実際に経験し、英語学習のモチベーションが上がった方法を紹介します。
はじめに結論を言うと、英語学習でモチベーションを上げる方法は「海外に行って英語を話すこと」です。
「海外に行くお金なんてないよ」という方は、国内にいる外国人と話すのでも大丈夫です。
大切なのは海外に行くことではなく、英語を話すこと。
実際に言葉の通じない相手と会話することで、英語が通じることへの喜びや、自分の言いたいことが伝えられないもどかしさを感じると思います。
この英語が伝わる喜びや伝わらないもどかしさが、私が英語学習を続ける原動力となっています。
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目次
英語学習のモチベーションが下がる理由
はじめに、英語学習においてモチベーションが下がってしまう理由を紹介します。
自分にも当てはまるものがあるかチェックしてみてください。
理由1:英語を勉強する目的がわかっていない
1つ目の理由は、「なぜ英語を勉強するのか」という目的をきちんと理解していないことです。
英語に限らず、何かに取り組む場合は「なぜそれをするのか」という目的を決めることが大切です。
目的をきちんと理解していないと、その目的を達成するためにどのような目標を決め、どういう手段で取り組めばいいのかがわからないからです。
その結果、今自分が取り組んでいることは、目的達成のために本当に意味のあることなんだろうかという疑念が湧いてきてしまい、モチベーションの低下につながってしまいます。
英語学習の場合、「なぜ英語を勉強するのか」という目的は人によって異なります。
大学生の方なら留学するため、社会人の方なら仕事で英語が必要なため、あるいは、海外生活に憧れている方なら日常英会話を勉強したいからなど、その目的は人によって様々だと思います。
そして、この目的に応じて適切な勉強方法も異なります。
例えば、日常英会話を習得したいのに、TOEICやTOEFLの参考書を買って勉強しても意味がありませんよね。
海外生活に憧れて英語を勉強し始めたのに、TOEICやTOEFL対策のような学習方法ではモチベーションも上がりません。
したがって、英語学習のモチベーションを維持するためには、「なぜ英語を勉強するのか」という目的をきちんと理解し、それに応じて適切な目標・手段を選択することが大切です。
理由2:上達具合がわからない
2つ目の理由は、自分の英語力がどれだけ上がったのかという成果がわからないことです。
TOEICやTOEFLのように、具体的なスコアが出るものの場合は、勉強の成果を実感しやすいですよね。
一方、日常会話やビジネス英語のような英会話を勉強する場合は、上達具合がわかりにくいです。
そのため、せっかく頑張って勉強していても、ちょっとした失敗があるだけで「本当に上達しているんだろうか」「もっと効率の良い勉強方法があるんじゃないだろうか」と考えてしまいモチベーションの低下につながります。
英語の習得には時間がかかります。
一般的に、日本人が英語を習得するには、およそ3000時間が必要と言われています。
仮に、1日3時間英語を勉強したとしても、3000時間勉強するためにはおよそ3年かかります。
したがって、英語学習でモチベーションを保つためには、焦りは禁物です。
「本当に上達してるのかな」と感じたら、実際に英語を使って会話してみるのがおすすめです。
参考
理由3:そもそも英語が嫌い
3つ目の理由は、英語が嫌いであるということです。
これに関しては、具体的な解決策がありませんが、英語が嫌いな方でも、実際に海外に行ってみれば、英語が好きになるかもしれません。
また、最近はGoogle翻訳もどんどん精度が上がっており、さらには「POCKETALK(ポケトーク)」といったAI通訳機も販売されています。
したがって、そもそも英語が嫌いであるという方は、無理に英語を勉強する必要はないかと思います。
さきほど説明したように、日本人が英語を習得するためには、およそ3000時間必要です。
英語が嫌いなのに、3000時間も英語に費やすのはもったいないです。
嫌いなことに3000時間も使うくらいなら、英語はGoogle翻訳やPOCKETALKにお願いして、その分ほかのことに時間を使った方が得ですよね。
英語学習のモチベーションを上げるたった1つの方法
では、英語学習のモチベーションが低下する理由がわかったところで、それを解決する方法を紹介していきます。
その方法は、冒頭で説明したとおり「海外に行って英語を話すこと」です。
「海外に行くお金なんてないよ」という方は、国内にいる外国人と話すのでも大丈夫です。
言葉が通じない相手と話すことで、英語が通じることへの喜びや、自分の言いたいことが伝えられないもどかしさを感じてください。
英語が伝わる喜びや伝わらないもどかしさが、もっと英語を勉強しなくちゃというモチベーションにつながります。
ここで大切なのは、さきほど説明した「英語学習のモチベーションが下がる理由」を意識することです。
例えば、英語を勉強する目的がわかっていないためにモチベーションが低下しているという方は、目的に応じた相手と会話すること必要があります。
ビジネス英語を習得することが目的の方なら海外のビジネスマンと、海外生活をすることが目的で英語を勉強している方なら現地の人や店の店員さんと会話してみてください。
そうすることで、自分のできる(話せる)こととできない(話せない)ことがわかると思います。
自分がどれくらい英語を話せるのかという上達具合が確認できるので、学習方法を見直すことにもつながります。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した内容以外にも、英語学習においてモチベーションが低下する理由はいくつかあるかと思います。
しかしながら、英語学習のモチベーションを上げる方法はたった1つ、「英語を話すこと」です。
私は、海外旅行に行って、自分の言いたいことが伝えられないもどかしさを感じたことがきっかけで、本格的に英語学習をスタートしました。
その結果、TOEIC885点を取ることができ、現在はオンライン英会話を1年以上続けています。
英語を習得したいなら、モチベーションの維持が大切です。
翻訳機が発達している現代においては、英語が嫌いな方が無理に勉強する必要はありません。
しかしながら、少しでも英語を話せるようになりたいと思っている方は、実際に海外に行って英語を話し、英語学習のモチベーションをアップさせてみてください!
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